ブックタイトルほんもののたたみ | 畳屋道場

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概要

畳屋道場は「ほんもののたたみ」をお届けします。

102006年、私は初めて熊本県八代市のい草産地を訪ねました。それまでは畳屋でありながら、い草栽培現場を知らずにおり、見るもの聞くもの初めてのことばかり。この時、畳は農産物であると実感しました。そして畳屋として、国産畳と産地をもっと深く知らなければならないと痛感したのです。以降、年に2、3回産地研修に赴き、ホームステイをしながら、収穫やい・・・・田植えを体験し、品評会なども見学。原草や織り上がった畳表の見方も教わりました。農家の皆さんは、とにかくよく働きます。常に愛情と誇りを持って取り組み、上質な畳表を織り上げます。私は多くの生産者の方と交流させていただきました。栽培から加工まで同じ生産者が作る畳表は、生産者ごとに表情に違いが出ます。それはつくり手の思いであり、個性。長くつきあううち、畳表に触れると、その生産者の顔が浮かぶようになりました。この生産者の思いや個性をできるだけ多くのお宅に届け、国産畳の素晴らしい使い心地を満喫していただくのが、私の役目だと考えています。畳職人の声指導を受ける畳職人(2012年12月い田植え研修)